英会話格闘物語(隣の部屋からの会話)英会話格闘物語(隣の部屋からの会話)アメリカに渡った時、私の英会話力は、ほとんど出来ないと言っていいくらいだった。 (日本に帰ってきた現在は衰えている) さすがに、アメリカに行くんだからせめて、日常会話だけでも出来るようになりたいと、できるだけ、いろんな人との会話をするなど、いつも心がけていた。 だから、毎晩、晩御飯の後、宿題を早々に終わらして、いつものように友達とのおしゃべりを欠かさずやっていた。 それに、この性格の為(酒はがぶ飲みだわ、タバコはバカバカ吸う、そして下品な関西弁)、私といつもつるんでいたのが、 ホンソン(関西弁ベラベラの韓国人)、ウタ(韓国人の元彼氏)、マーティン(変態、台湾人)、イオラ(ブラジル)、ポロ(メキシコ)とか他の南米の人とよくつるんでいた。 もちろん、彼らは、第2言語を英語としているので、韓国語なまりの英語だったり、中国語なまりの英語だったり、スペイン語なまりの英語だったりするので、 実際にアメリカ人が話す英語を聞くチャンスはなかなかなかった。(ウタいわく、なんちゃってイングリッシュスピーカーと言ってます。) でも、これでは、アメリカに来た意味がないので、おしゃべりに加えて、テレビを毎日見る。ラジオを聞くなどの努力も惜しまなかった。 でも、私は、テレビを持っていなかった。(最初の頃は) だから、いつも私は、テレビを見るときに、ウタの部屋に行ってテレビを見ていた。 ある日、私がいつものように、ウタとマーティンの部屋で、テレビを見ていると、そこに珍しくホンソンがやってきた。 その時、テレビを見ていたのは、私だけで、ウタは、昼寝をしていて、マーティンは、TOFELの為の勉強をしていた。 それで、私とホンソンは、テレビの前に座って、おとなしく見ていた。 しばらくたってから、ホンソンが「らんまるさん。外にでてタバコ吸おう!」と言い出したので、表にでて、タバコを吸っていた。 二人で、雑談をしながらタバコを吸っていると、ウタとマーティンの隣の部屋からある会話が聞こえてきた。 ちなみに、お隣さんは、寮のスーパーアドバイザー(要は寮長)のお部屋で、中国系のアメリカ人の女の子が住んでいた。 はっきり内容まで聞こえなかったのだが、しばらくすると、 「WOW!!!」とか、「AHHHHHHHHHHHH!」とか聞こえてきた。当然、私とホンソンは、 「????(?_?)」だ。で、二人で、壁に耳を当て、その声を、耳を澄まして聞いた。 しばらくすると、部屋からマーティンが飛び出してきた。 しかもマーティンは腰(←ここ注意)を振りながらうれしそうだった。 それで、廊下から、マーティン、ホンソン、私の三人で、壁に耳を当てて、その部屋の様子をうかがった。 (ご想像できますか?背が高い順に、ホンソン、マーティン私で壁に顔をくっつけてました) ここまで来たら、彼らが何をしているのかお分かりでしょう。 そうです。 彼らは、昼間っから、大声をはって、XXXをしていたのですぅぅぅ!ホンソン、私、マーティンは、生のXXXの声を、 「おおおおお!生きたネイティブスピーカーのXXXだ!!!」と、しばし公聴。。。約20分ほどで終了し、マーティン、ホンソン、私は、部屋に戻った。 その後、ホンソンは、昼寝をしていたウタをたたき起こし、もちろん韓国語で、説明した。 その後、ウタは私とマーティンに 「なんで起こしてくれなかったんだよーーーー!」とぼやく。「そんなことは、知らない。寝てたお前が悪かったのさ。ふふふ。」と、私とマーティン。いろんなところで、生きた英会話。う~~~ん。これも、アメリカ実践英会話の醍醐味!ふふふ(^.^) ジャンル別一覧
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